井戸

noteから移行しました。

震えないプリン


10/01(土)

ごみ収集車の音で目が覚める。あ〜ミスった〜と諦めてしまったけど、恋人が家を飛び出してごみ出ししてきてくれた。相変わらずしっかり者で尊敬する。そのまま一緒に風呂に入って活動開始した。

午前中は貯めていた書きかけの日記をまとめて補填する。10月になったし、途中で文章が途切れている日記がメモアプリに散らかっているのは気持ち悪かったからすっきりした。

11時に彼がUbereatsで韓国チキンを頼む。少し早めの昼食。何かのスイッチが入ってしまったのか、来週末は金沢(去年隣町に住んでいた友人Sの家)、11月は仙台(彼の地元)、12月は大阪(先日ディズニーランドに行ったノリでUSJにも行ってみようとなった。僕も彼もUSJには行ったことがない)と京都へ旅行に行くことが決まった。あと恐らく仕事で博多出張もある。今年は1日も夏休み休暇を取っていないので、どちらにせよ有給消化しないといけないし丁度良い。もう少し穏やかな土地に行きたい気持ちもあったが、こういうのはノリで決めてしまうのがいいなと思う。

セックスをした後、彼は髭脱毛に行くというので僕はひとりカラオケに行く。1ヶ月ぶりか。店員のお姉さんに心の中で「久しぶり」と声をかける。僕が行くとほとんどこのお姉さんがレジにいるため、もう機種を聞いてこないし残り10分の電話もかけてこない。1時間半歌うと喉が開いて気持ちがよかった。カラオケの後、煙草を吸っていると寝生活さんからLINEが来る。銀座でお茶しようとのことなので一度家に帰り、身支度をしてから出かけた。

寝生活さんは夏の間具合が悪そうだったため、会うの自体久しぶりだった。夏服より冬服の方が似合う人だなと思った。蔦屋書店で彼の好きな作家さんの作品を見てから、喫煙ブースのあるルノアールに入る。ルノアールは不思議な匂いがした。「古い旅館の匂いがしますね」と言われて確かに‥と思う。角の席にひとりで座っていた女性は、机の下に隠しながらファミマのサラダチキンをこそこそ食べていた。2階席をひとりで回しているらしき男性店員はずっとオドオドしていた。

2人ともアイスコーヒーとミルクレープを注文する。寝生活と言えばミルクレープだ。しかし、ミルクレープは在庫切れ。代わりに頼んだ苺のケーキも在庫切れで、結局彼は固いプリンを食べていた。スプーンでペシペシ叩いてもほぼ震えないプリン。一口貰ったが、プリン味のゼリーという感じがした。知らないプリンだった。僕は肉厚なアップルパイを食べた。チョコレートケーキとチーズケーキはそんなに好きじゃない、という話で合点する。半年ぶりくらいに会ってなんでケーキの好みの話してんだ?と思ったけど、でも、ネットで知り合った人はそういうくらいがちょうどいい。
寝生活さんは2回煙草を吸いに行ってもまだ、プリンをなかなか完食できていなかった。


カラメルまでこんなに形状保持されている。

「井戸さんって偏見多そうですよね」と言われ、お前に言われたくはない。と思ったが、その通りなのでぐうの音も出ない。彼が作っている本の話や今後の展望について話した後、銀座駅で解散。渋谷の蔦屋でブランクスペース3巻と道満晴明の新刊を買った。

恋人は外で夕食を済ましてきたそうで、スーパーで半額になっていた寿司を買って帰った。僕がリビングで食べていると、彼は横から箸を伸ばしていくらや鮪を強奪してくる。でも別にいい。僕は光り物が好きなのでそれさえ食べられれば別に良い。正しくずれている。

ブランクスペース3巻を読み、書きかけていた9月分の日記を書きあげた。なんだかんだ9月の日記も17日分あったので、後からまとめて書いたとはいえ今までの月と同じくらいの分量にはなった。前半だけ投稿し、そのあとはごろごろする。メールの返信やメモなど細かい作業を終わらせて寝た。