井戸

noteから移行しました。

ウチの猫ちゃんが一番カワイイ理論


0814(日)

恋人が「エスプーマの乗っているかき氷を食べたい!」と言うので出かけたが、道中で目的の店が日曜定休日だということが判明した。かき氷屋で日曜を休みにするなんて強気だ。代わりの店を探したけれど、検索に引っかかるのは器からソースがこぼれ落ちているような品のない店ばかりで萎えてしまい、代わりにカレーを食べることにした。

西小山のカレー屋「小さかった女」に行く。出会った頃、彼は西小山に住んでいたので、自転車で彼の家に行ってよく2人で食べに来ていた。店に行く途中、住宅の表札で1組の男女の名前の下に「幸子」と油性ペンで書き加えられているのを見かける。「幸子が生まれたんだね。令和に幸子って名前をつけるのは凄くセンス良い。幸子って本当にいい名前だと思う、みんなにさっちゃんって呼ばれてさ」と、彼はどっかの誰かの命名をやたら誉めていた。

店の前に一組並んでいたが、並ぶ人用のハンディ扇風機と日傘が置いてあったのでまあいいか‥と待つことにする。窓際の席の、やたらタラタラ食べる痩せ細った男の食い様をぼーっと眺めて待った。10分弱待って中に入る。店内にはハンバートハンバートが流れていた。3年前も流れていた気がする。チャイが売り切れになっていてガッカリした。

しばらくして僕達の隣の席に20代くらいの男子2人組が来る。服装や喋り方で、その2人も同性愛者だろうということがすぐ分かった。露骨ではないのだが、80%そうだろうと言えるくらいには雰囲気で分かる。普段から、彼はよく街中で「前から歩いてくる2人組は『そう』だよ」と僕にしか聞こえない小さい小さい声で伝えてくれる。僕は前まであまりそういうことに気づかなかったけど、彼は本当に人をよく見ているし、あらゆるところで聞き耳を立てているので、そういう話を聞かされている僕も少しづつ目が養われてきた(気がする)。
小さかった女のキーマカレーは変わらずおいしかったけど、個人的には学芸大学のVOVOの方が好みだな‥と思った。


0815(月)
仕事の後、夜にダメちゃんホンポpodcastの収録。この日のテーマは「上野動物園を楽しむルート」だった。上野動物園に行ったことの無い僕のために、AとMがルートを考えてプレゼンをしてくれた(是非podcastを聞いてほしい)。麒麟の模様は何故あの柄なのかを調べたり、イギリスに住んでいるはずのMがやたら最近の上野動物園に詳しかったり、話が弾んでとても楽しかった。8月末、実際にAと2人で上野動物園に行くことになったので今からとてもワクワクしている。沢山写真撮れそうだ。バイソンとオオカミが特に見たい。

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E3%83%80%E3%83%A1%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%9D/id1470860988?i=1000576258547

それと、Mがアカウント画像を新しく作ってくれた。Mは今3Dソフト「blender」にハマっていて、それで僕ら3人をクマのようなキャラに見立てたコンピュータグラフィックを作ってくれたのだ。ちゃんと幼児みがある辺り、「ダメちゃんホンポ」の名前にふさわしい画だと思うしめちゃくちゃ気に入った。

少し前の配信で、僕が「友達を作る時、好きな顔かどうかが結構大事かもしれない」と言ったら2人が「違うよ、友達になるとその人の顔が好きになるんだよ」的なニュアンスのことを言ったのが衝撃的だった。衝撃的というのは、とても「腑に落ちた」からである。(Mに言わせれば「みんなウチの猫ちゃんが一番カワイイ理論」)確かに、美男美女かどうかではなく「好きな顔か」だし、別に僕の友達たちの顔がみんな似ているわけでもない。ずっと「自分がイケメンな訳でも無いのに、人を見た目で判断してるなんて」と薄暗い罪悪感を感じていたが、そんなこと感じなくてよかったんだな〜と気づかせてもらえた。顔が好きになるのは友達になってからだったのだ。(顔が好きになるほど友達になれる人ということは、おそらく価値観や美観にある程度の共感を持てている人なのだろうけど)

何かテーマを設けて人と話すと、こういう自覚できていなかった思考や、整理できていなかった事柄に気付けるのが面白い。そしてそういうことは、普段の雑談ではなかなか出来なくて、このラジオ(ごっこ)の形式でテーマがあるから出来たんじゃないかな〜と思っている。