井戸

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わたしは真悟

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0215(火)

朝、8時半に起きる。在宅だからギリギリまでゆっくり。シャワーを浴びて、昨日の残りの味噌汁とオートミールを食べて、洗濯を回して‥とやっていたら結局11時になるまで仕事を始めていなかった。前に残業した分の代休にすればいいので余裕。

新しい案件のスケッチを書いていると、部屋にやってきた恋人に「仕事中にお絵描きしてて偉いね!」と姑コメントを頂いた。全くその通りである。僕が在宅で仕事をしているのが嬉しいのか事あるごとに部屋を覗きに来ていた。そのまま午前の内に2案件分のラフを書き上げる。久々に水彩を使って描いたので楽しかった。

12時20分頃に2人で買い物。薬局でマスクを2箱買い、アジア料理店でパッタイとガパオライスを買う。僕が薬局に行っている間に恋人が買いにいったのだが、僕が予約して受け取りに行く時と同じ名前で店主に呼ばれたらしい。2人で住んでいることが完全に認知されてる。別にいいけど。

13時からzoom打ち合わせ。と言っても聞いてるだけで殆ど話すことはなかった。それからデザインの微修正やメールのやりとりを15時まで行う。

 

ふと、昨日ょさんがスペースで話していてすぐに購入した楳図かずおの「わたしは真悟」のことを思い出し、Kindleで読み始めた。始めこそ昔の漫画らしいコマ割りや台詞回しに躊躇いはしたものの、一巻を読み終える頃には止まらなくなっていた。今まで怖い漫画くらいにしか思ってなくてすみません。めちゃくちゃすごい。いわゆる劇画タッチが作り出す光の表現(特に窓の描写がすごい)や、解像度の低いドットを手で描いた電子の表現がかっこ良い。モニターの表現や配線の描き方も漫画というより、一枚絵としての強度が凄まじかった。ホラー的な怖さではなく、人間の不安にやる想像や、大人と子供の関係性から来る怖さが繊細に、でも衝動的に描かれている。「子供」であるが故の独特な視野の狭さと世界観のスケールのでかさの対比がとてもよかった。寂しさが際立つ。全10巻を一気に読み切って、気付くと19時頃になっていた。結局今日全然仕事してないや。代休が残っていてよかった。

夕食はUbereatsで頼んだ韓国料理。頼んでからかなり早く来てしかもおいしかったので当たりだった。それから日記を書く。寝生活さんに言われてはてなブログに代えたが、行間を広げるcssが反映されなくてイライラして諦めた。今日は半分休みの日だったんだ、ということにして、早めに布団に入ることにした。23時頃には寝てしまったと思う。